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KEMURIはもう終り?
というのはですね、私が使ってるHDDで事故があって、いろいろとコンパイラを再インストールしていたのですが、私のことですから、

自分が KEMURI で書いた古い Hello, world! が大量にあって....

というわけで、完全復旧なんてできないかも?ともなってます。で、古い Hello, world! を復旧するためには、当然、

www.nishiohirokazu.org から変態コードを取ってきて、入れなおす

ことが必要になります。結構盛んに変態コードを読めなくて悩まされてましたからね....で、です。そこで気がつくのですが、

あれ....KEMURIの実装があまり増えてない.....

ということなんですね。たとえば、用途から考えて、現役でちゃんと実装されているに決まっている BrainFuck処理系 あたりを基準に考えると、

BrainFuck、Haskell、Python、PHP、Perl、Ruby、C、C++、C#、JavaScript、HSP、CommonLisp、Scheme、(以下略)

というくらいの実装があります(要するについさっきも誰かが実装した、くらいの頻度)。
それに対して、KEMURI だと、

Haskell、Python、JavaScript、HSP、Cくらい

と、JavaScriptくらいにピークがある、という格好になっています。

一番盛んに私がいろいろKEMURIで書いていたのは、厨房から3年くらい後(2006年くらい~2007年くらいまで)で、当時 KEMURI も www.nishiohirokazu.org で盛んにいろいろな変態コードが開発されていました。
しかし、その頃から比較して、あまり KEMURIの「状態」が変わってないのです。
まあ、勿論全部調べたわけではない(デフォルトでid:nishiohirokazuに書かれるPythonコードなんかは勿論今でも盛んに更新されてます)ですし、印象に過ぎない、といえばその通りですが、

KEMURI(少ないソース量でHello, world!が記述できるか)に対する注目が、このところ相対的に低下している

のが数字で出てきているように感じます。まあ、それもそうかもしれませんね。さすがにもう KEMURI という言語は古くなってきています。
「簡単にHello, world!を出力したい!」という初心者が KEMURI を勉強する...ということなんて、あまり考えられない時代ですし(BCかPxemあたりでしょうね)。

まあ、考えてみれば、KEMURI はそもそもちょっとしたニッチ言語として、強力な HQ9+ くらいのノリから出発して、ネタ言語という新興市場で強烈なシェアを獲得した言語だった...という印象がありますが、それにはそれなりの訳があって、いろいろと先進的な見た目をしたインタプリタ言語環境でした。

1. 1. ネタ言語に不可欠な、笑いを扱う機能を十分に装備。これでプログラマ的ジョークを憶えたプログラマは多いのでは?と推測されるくらいに、「ジョークによる言語設計」を主とするタイプのプログラム言語だった。→イマドキジョーク性のない言語なんて....
2. 2. ネタ言語であるにも関わらず、まずHello, world!をスタックに詰んで、演算する、という2段構えの動作をするために、ジョーク性と生産性のいいとこどりができた。→これは後続のネタ言語が皆採用しましたね。
3. 3. 変態コードを交換し合うための検索・保管場所として、www.nishiohirokazu.org が使われた。→Befunge(Anarchy golf)、Pefunge(Anarchy golf)、Grass(Anarchy golf)といった具合にこれも真似られましたね。

とはいえ、

1. 1. 言語仕様が汚い。厳格にはデータの「入力」という概念がないし、データはすべて (72, 101, 108, 108, 111, 44, 32, 119, 111, 114, 108, 100, 33) で特に演算した場合だけ他のデータになる...というあたりの仕様は、そりゃインタプリタの実装は楽チンだろうけども、美意識(とミスしにくさ)には欠けるよね。
2. 2. 後付けの命令。何かヘンテコなやり方です...煙突が要る(|)わけですが、「煙突」って何だろ?
3. 3. KEMURI_PLUS(未実装) で非スタック型言語に(実質上BrainFuckに)ようやく対応。これはタイミング的にはまだなの?感が否定できないです....

という負の遺産もてんこ盛り(だって出所が夜のディスカッションなんだもん。第39回情報科学若手の会だよ...Pxemよりかなり楽しそうだ、ということをお忘れなく)なことは、もうどうしようもないわけですしね....

そりゃ KEMURI_PLUS、という話もないわけではないのですが、これだけ変態コード(そりゃJAPHだって...)が書かれちゃうと、下手すれば

KEMURI_PLUS は登場(そりゃ現在でも Python で実装された インタプリタ もないですが...)しても全然普及せずに、KEMURI だけ「レガシー資産」扱いで細々とメンテされる

状態になる可能性も否定しきれないようにも感じます(そりゃBrainFuckやBefungeだってまだ現役言語には違いない!)。

仕方ない、とはいえ私は少しだけおセンチ状態、かもしれません....

テーマ:プログラミング - ジャンル:コンピュータ

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